剣のこだわり、それは「基礎」にある

剣がこだわる「家づくり」とは何か?
それは「基礎」です。基礎は上物(建物)のように、リフォームができないからです。基礎に異常が見つかっても、建物が建ってしまってからでは手の施しようがありません。ついつい目に見える「上物」に目を奪われがちですが、基礎という土台があっての上物です。より正確、頑丈が求められる公共工事(土木・建築工事)に携わってきた剣だからこそできる、徹底した基礎工事があります。「当たり前のことを当たり前のようにさせて頂く」−このこだわりこそ、施主様が家を建てたあとも安心して、生活して頂くための一番大切なことだと考えています。

剣のこだわり、それは「基礎」にある

一般的にあまり知られていないかもしれないですが、一口に基礎工事といっても、基礎が出来上がるまでには、いろいろな段階があります。下記の図は、基礎ができるまでの一般的な作業の流れです。各工程ごとにクリックすることで、用語や詳細な説明が確認できます。また、びっくりマークが付いている部分は、しっかりとした安全な基礎を作るために剣がこだわっている手法を紹介します。

掘削工 基礎砕石工 均しコンクリート工 鉄筋加工組立工
養生工 立上り部生コンクリート打設工 型枠工 ベース部生コンクリート打設工

こだわりの工程と用語説明

剣が各工程でこだわって実行している作業内容や専門用語を解説します。剣では特に、基礎の主要部分に当たる「コンクリート」の扱いに細心の注意を払って作業を行っています。コンクリートの扱い方ひとつで、硬化後の強度が大きく変わってしまいます。より強度の高い高品質なコンクリートを作り出すために妥協のない作業を行っています。

      の部分は、クリックすると別ウィンドウで解説が表示されます。

掘削工

この工程では特別なことはしていませんが、掘削には地盤を必要以上に乱さないように細心の注意を払って作業を行っています。ちなみに、レベルは水平を計測する機械で、トランシットは垂直角度を計測する機械で、光波は座標値から角度を求めポイントを出す機械のことです。

掘削 レーザーレベル
掘削 測量

基礎砕石工

掘削工にて均した地面に、砕石や割栗(わりぐり)といった基礎材を敷き詰めます。その後、地盤をよりしっかり固めるためにランマーという機械を使ってしっかり突き固めの作業を行います。そして、プレートという機械を使って表面を平らになるように仕上げます。これらの作業は、掘削して乱した軟弱な土を締め固めることが目的なのです。

ランマー
ランマー

均しコンクリート工

均しコンクリート工とは別名ステコンと言い、構造上必要ありませんが、墨出しや鉄筋を組み立てやすいようにするための役割と、鉄筋を直接土に触れさせないようにするための作業です。また、均しコンクリートを流し込む前に、床上に湿気が上がってこないように、「防湿シート」を敷きます。

鉄筋加工組立工

ベースになるコンクリートの強度を上げるために、鉄筋を組む作業を行います。剣では基本ダブル配筋を行います。地耐力に負けないしっかりとした強度を出すためです。 また結束を行う場合は、一般的には千鳥(1つ飛ばし)で結束することが多いようですが、剣では全結束で行います。鉄筋同士をつなぎ合わせることを重ね継ぎ手と言いますが、一般的な重ね継ぎ手よりも重ね合わせる部分を多くとるようにします。これも強度を上げるためにこだわっている部分です。

ランマー
ダブル配筋

ベース部生コンクリート打設工

配筋作業が終わったあと、コンクリートを流し込みます。打設前には、必ず散水してステコンに十分水をしみ込ませます。この作業を怠ると、流し込むコンクリートの水分がすぐにステコンに吸収され、コンクリートの強度が落ちてしまいます。その後、ベースになるコンクリートを打設します。その際にバイブレーターという機械を使い、振動でコンクリート内の空気を抜いて、コンクリートの密度を高めます。さらに、浮いている骨材を沈めるためにダンピングという作業を行います。また、コンクリートが完全に硬化するまでに毛羽だったコンクリートの表面を平らにする天端押えという作業を行います(夏場は2回以上、冬場は3回以上)。 最後にコンクリートの急激な乾燥を防ぐために、水を流したり、シートを掛けて押さえて置いたりする湿潤養生処理をおこないます。

型枠工

立上りコンクリートを流し込む型枠を立てる前に、ベースのコンクリートと立上りコンクリートをしっかり定着させるため、高圧洗浄(レイタンス除去)を行います。その後、スチール製もしくは、木製の型枠で、しっかりと垂直と水平を出すように型枠を組み立てます。剣は、基礎のコンクリート打設の2回打ちにこだわってます。そのため打ちつぎのレイタンス除去が重要な工程の一つとなるわけです。
1回で打設するほうが、強固なコンクリートに仕上がると思いますが、一般住宅のような小規模なコンクリート打設工事では、まわし打ちが、出来ないので、ベース部のコンクリートが固まるのが遅く、立ち上がり部のコンクリートを打設する時は、バイブレーターを十分にかける事ができずにコンクリート内部に外部から見えない空隙がたくさんでき、コンクリートの強度に大きな影響を与えるからです。

剣と他社の工法の違い

立上り部生コンクリート打設工

コークリートの処理は、ベース部分と同じ処理を施します。さらに、硬化後に湿潤養生(段ボール系の紙に水を含ませておく)を行いコンクリートをじっくり硬化させ強度を上げます。最終的にセルフレベラーを流し込み、水平を±1mm〜2mm以内に保つようにします。

養生工・型枠解体

立上りコンクリート打設後、夏場では、4日以上(主に散水養生を行います。水をまき、コンクリートをゆっくり硬化させます。)、冬場では6日以上(水をまくと凍ってしまうことがあるので、シート養生を行います。)養生してから型枠解体を行います。コンクリート立上部の根元のすそを砕りをします。そして、もう一度、高さのチェックをして、高いところをサンダーで研磨し、レベルを±1mm以内の誤差に修正します。床の水平はすべての基礎のレベルにかかってきますので、特に気をつけなければならない工程です。